「ビジネス文書検定1級は難しいって聞くけど、どれぐらい勉強したらいいのかな?」
「1級合格できる勉強方法を知りたい」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ビジネス文書検定1級を合格した私の経験から、
- ビジネス文書検定1級に必要な勉強時間
- おすすめテキスト
- 合格するための学習方法
を詳しく紹介します。
記事を最後まで読んで、ビジネス文書検定1級の合格を手にしましょう。
ビジネス文書検定は、「ビジネスシーンで必要な書類の作成能力や技能をされる表現・マナーの向上」を目的とする検定です。
レベル感は、
- 1級:文書作成の指示ができるレベル
- 2級:一人で文書作成ができるレベル
- 3級:上司からの指示を把握しながら文書作成ができるレベル
となっています。
履歴書に書けるのは2級以上です。
(もちろん1級は書けます♪)
「とりあえず履歴書に書ければいい」「一人で文書作成できればいい」、ビジネス文書検定2級に挑戦してみてくださいね。
あなたの今の実力は何点?
こちらから、1級の練習問題に挑戦できます↓
ビジネス文書検定は、いきなり1級を受けてもOK?
結論、
いきなりビジネス文書検定1級を受けても大丈夫です。
制度面から言うと、ビジネス文書検定1級の受験資格は「誰でも受験可」なので、3級を持っていない人でも受けられます。
ただし、試験のレベルから言うと、1級の合格率は約35%と結構難しいです。(記述問題だらけ)
「いきなり1級を取りたい!」という方は、併願で試験を受けるのも1つの手ですよ↓
級 | 受験料 |
---|---|
1級 | 7,000円 |
2級 | 5,200円 |
3級 | 3,800円 |
1・2級 | 12,200円 |
2・3級 | 9,000円 |
級 | 試験時間 |
---|---|
1級 | 12:00〜14:30 |
2級 | 14:50〜17:10 |
3級 | 12:00〜14:10 |
(受験日は、休憩20分でこなさなければならないので、結構ハードですが…。。。)
使用する参考書も2級と同じものでOKなので、「いきなり1級で不安」という方は併願も検討してみてくださいね。
ビジネス文書検定1級に合格したいのであれば、
ビジネス文書検定の公式が出版している参考書(受験ガイド)と問題集を使いましょう。
- 公式が出している本だから間違いない
- 試験会場で8割以上の受験生が利用している
これを揃えないと、検定の学習がスタートできないので、今すぐ注文済ませましょう↓
(うちの近くの本屋さんには置いてなかったので、ネット注文が確実&早い♪)
参考書(受験ガイド)
問題集
ビジネス文書検定のおすすめテキストの選び方を詳しく読む↓
ビジネス文書検定1級の学習時間はどれぐらい必要?
私は、150時間ほどの学習で合格できました。
(社会人経験あり)
- 1日1〜2時間程度
- 3ヶ月間
問題集を何度も何度も復習する必要があるので、勉強時間は多く必要です。
120〜180時間ほどで合格できる人が多いでしょう。
忙しいと思いますが、時間を見つけてコツコツ勉強していきましょう。
ビジネス文書検定1級の学習に準備するもの
ビジネス文書検定1級の学習に必要なものは、2つ。
参考書と問題集です。
私は、実務技能検定協会が出している、公式の参考書(受験ガイド)と問題集を使いました。
この2冊がないことには、勉強がスタートできないので、今すぐ準備しましょう。
(うちの近くの本屋さんには置いてなかったので、ネット注文が確実&早いですよ)
参考書(受験ガイド)
問題集
1級合格には、この2種類で十分です。
この2冊をとことん繰り返し学習していきましょう。
(過去問の問題数が物足りない人は、旧版の過去問を買っておきましょう。詳しくはこちら>>)
あとは、お気に入りのノートやペンを準備して、テンション上げて学習に取りかかりましょう。
受験ガイド1・2級の中に
「◯◯については、3級の検定ガイドを確認しておくこと」
と、3級の受験ガイドを読むよう促している部分があります↓
ちなみに、この例題は3級で取り上げた選択問題(P.78)を記述問題にアレンジしたものです。確認しておいて下さい。
引用:ビジネス文書検定1・2級受験ガイド(改訂新版)実務技能検定協会 P90より
完璧に理解して試験に臨みたい方は、3級の参考書(受験ガイド)も合わせて持っておきましょう。
完璧にしたい人はコレも
「参考書が計画通りに終わりそうにない…」
そんなあなたには、学習状況を見える化してくれるアプリがおすすめ↓
学習状況が見える化できると、やる気も持続しますよ。
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ビジネス文書検定1級合格の勉強方法
ビジネス文書検定1級合格のための「おすすめ勉強法」を紹介します。
次の5ステップで学習をするのがおすすめです↓
- 問題集に目を通す(1時間)
- 参考書を読んで頭にいれる(1週間:7〜10時間)
- 問題集を解く
- 間違った問題を重点的に復習する(③④合わせて30時間ほど)
- 自身がつくまで過去問・2〜4週目を解く(エンドレス)
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
まずは、問題集にザーッと目を通しましょう。
最初に目を通しておくことで
- どのような形式で問題が出されるのか
- 難易度はどれぐらいか
をイメージでき、STEP2以降の学習効率が上がります。
(記述が多いので、「基本用語を覚える→アウトプット重視」の流れが必要ですね。)
まずは、1時間ほど問題集を眺めましょう。
STEP1で、どんな問題が出るのか確認したら、参考書(受験ガイド)を読みながら、必要なことを覚えていきましょう。
読み方・学習方法は、自分のやりやすい方法でOKです。
(ノートにまとめる、線を引く、赤シートで暗記するなどetc)
一応、科学的に「記憶を定着させやすい」とされている学習方法をお伝えしておくと、
1冊を複数回読み直す
のが有効です。
人間の記憶は、1日後には26%まで減ってしまいます↓
しかし、何度も繰り返し覚え直すことで、記憶を定着させることができるのです。(図の青線)
なので、時間をかけて1回読み終えるよりも、
何度も繰り返し読み返す方が、記憶の定着がしやすいですよ。
参考書(受験ガイド)の内容がある程度頭に入ったら、問題集を解いていきましょう。
(参考書の内容はある程度でOK!問題を解くことでさらに覚えられます。)
問題集を解くときに大切なのは、
わからないときは、すぐに答えを見て書く
わからない問題に時間をずっとかけるのはもったいないです。
1週目はわからなくても、
2週目・3週目と問題集を解いていけば、自然と覚えていきます。
記述問題は、丸暗記と違って「体に染み付かせる感覚」が大切。
最初はチンプンカンプンでも、繰り返すうちに自然と適切な文章がかけるようになります。
悩んでもしょうがないので、潔く答えを見て、記述する練習を重ねていきましょう。
(東大生も、積極的に答えを見ながら学習を進めているそうですよ♪)
問題集を解いて、間違えたところを復習していきましょう。
記述式なので、答えを眺めるだけではなく、できれば「書いて」覚えたいところ。
ノート・裏紙などを多めに準備しておいて、正しい回答をどんどん書いていきましょう。
問題を解いて、間違いだらけだとヘコみますよね。
でも、ヘコむ必要はありません。
なぜなら、間違えた問題がなければ、勉強する意味がないからです。
間違えた問題をやり直すことで、どんどん合格が近づいてきます。
「間違えれば間違えるほど、自分が成長している」と思って、メンタル保っていきましょう。
ここまで来たら、あとは自信がつくまで過去問・2週以降に取りかかりましょう。
1級の合格率は35%ほど。
最低、過去問3週・できれば4週以上は、済ませて本番に臨みたいところ。
先程もいいましたが、人の記憶は、何度も繰り返すことで定着します。
試験当日まで、繰り返し解いていきましょう。
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学習効率を上げる学習法5選〜目指せビジネス文書検定1級合格〜
ビジネス文書検定1級に合格するためには、集中して学習に取り組むことが必要です。
学習効率を上げる学習法を5つ紹介します。
学習の「見える化」をする
最初は「毎日5ページずつ進めるぞ!」と意気込んでいたいのに、結局計画通りに進まなかった…。
という経験、みなさんにもありませんか?
その原因は「学習状況が見える化できていないこと」にあります。
そこでおすすめなのは、あなたの学習状況が人目でわかる学習サポートアプリ「Vulpe(ヴァルプ)」。
参考書の進み具合が「見える化」されるので、毎日の学習がはかどります↓
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☆4.7以上の高評価アプリ※
※2024年11月現在のAppStoreの評価
もちろん無料で使えますが、途中で流れる広告が気になる人は、課金すれば消せます。
課金することで、「お金払ったんだから、やらなきゃ!」と勉強を習慣化させる効果も期待できますよ。
(課金による学習効果は、意外とすごいですよ♪)
勉強する時間を区切る
集中力が続かないときには、勉強する時間を区切りましょう。
時間を区切って、強制的に「締切」を作ることで、集中力を高められます。(締め切り効果)
おすすめはポモドーロタイマーを使った学習法。
25分勉強→5分休憩→25分勉強→5分休憩…を繰り返すことで、集中力がグンと高まるのでやってみてください。
姿勢をよくして学習する
あなたは参考書を読むとき、どのような姿勢で読んでいますか?
…実は、姿勢をよくして参考書を読むだけで、内容が頭に入りやすいんですよ。(東大読書より>>)
- ソファーに寝転がって読む
- イスに深くもたれかかって読む
- ゴロゴロしながら読む
- イスに浅く座って背筋を伸ばして読む
- ペンで線を引きながら(メモしながら)、能動的に読む
姿勢を正すだけで、合格に1歩近づきますよ。
暗記は寝る前に
人間の脳には、「寝る前にしたことの記憶が定着しやすい」という性質があります。
なので、参考書の内容を効率的に覚えるには「夜」「寝る前」に読むのがおすすめ。
寝る前にスマホを触っている人は、その時間を参考書を読む時間に変えてみて下さい。
それだけで、学習効率がUPしますよ。
(そのまま寝落ちすることも多いですがw)
勉強中はスマホを遠くに置く
集中力が途切れる原因として、「スマホの通知が気になる」ということがあります。
- 友達からLINEが来た
- SNSにいいね来てないかな
- 休憩時間にYouTube見よ
など、スマホには集中力を途切れさせる要素満載です。
勉強中にスマホを遠くに置くだけで、集中力が劇的にUPするという研究報告もあるので、
集中力が続かない人は、スマホを遠くに置いて勉強してみてくださいね。
細切れのすきま時間を活用する
先程も話題に上がった「エビングハウスの忘却曲線」にあったように、
人は1日で74%の内容を忘れてしまいます↓
そのため、
- 1日だけいっぱい勉強する
- 時間を開けながら何度も勉強する
のほうが、記憶が定着します。
なので、細切れのすきま時間などを上手く活用して、何度も復習できるスケジュールを組んでみましょう。
- 通勤中は参考書に目を通す
- 昼休みに、間違った問題を見直す
- トイレに、間違いやすい問題の回答例を貼っておく
- 冷蔵庫のドアに問題を貼って、答えられないとドアを開けられない
- 寝る前はTVではなく、参考書に目を通す
何度も復習できるような仕組みづくりを考えてみてくださいね。
ビジネス文書検定1級・試験当日の雰囲気
試験会場当日の雰囲気を、お伝えしておきます。
試験直前
ビジネス文書検定の試験会場は、10分〜15分前に会場に入れます。
あまりに早く着きすぎると長時間待たないといけません。
かといって、ギリギリに行って遅刻してはいけないので、
近くのカフェやレストランなどで、復習しながら待つのがおすすめです。
会場では、トイレを済ませて、復習したり、気持ちを落ち着かせたりしましょう。
私は、直前まで復習する派なので、参考書を眺めていました。
周りの人も結構、参考書開いている人が多かったです。
ちなみに、周りで参考書を見ている人は、ほぼ私と同じ公式の参考書(受験ガイド)でした。
コレ買っておけば間違いないですね!
試験中
試験は、記述式がほとんどなので、時間がかかります。
試験時間は150分。
私は、問題を解き終えて見直しをしたら、時間ギリギリでした。
日頃から、「過去問を解く+見直し」の時間を計って練習しておくのがおすすめですね。
落ち着いて最後まで問題を解きましょう!
まとめ:ビジネス文書検定1級は、難易度が高い!しっかり準備しよう
ビジネス文書検定1級の勉強法等について紹介しました。
まとめると、
- ビジネス文書検定1級は難易度が高い
- 合格までの勉強時間の目安は約120〜180時間ほど
- 参考書(受験ガイド)と問題集があればOK
- 問題を見る→参考書学習→解く→間違いの復習→繰り返しの5ステップがおすすめ
- 過去問は最低3週、できれば4週以上解くのがおすすめ
難易度は高いですが、しっかり勉強・対策をしておけば、合格も夢ではありません
まずは、公式が出している参考書(受験ガイド)と問題集の準備から始めましょう!
ビジネス文書検定合格体験記を無料で読む方法
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